よく耳にする「療法士の言葉遣い問題」に、そろそろアコモデーション理論を全員が頭に入れるべき。

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療法士の言葉遣い問題はほんとーーーーに!耳に目にします。

多くの療法士がこの問題に対して「タメ口はダメだよ!」という結論を持っていると思うのですが、それを力強く説得力バリバリで伝えることが出来ていないのが現状。

そこで言いたい…

コミュニケーション療法士あるあるを言いたい…

はやく言いたい…

アコモデーション理論を!

アコモデーション理論とは

アコモデーション理論について分かりやすく説明しているブログを発見!

一般に異なる言語でコミュニケーションする場合、お互いが理解できる言葉で話そうとする意識が働きます。

これはアコモデーション理論(accommodation theory)と言われます。

例えば子供と大人が会話をする場合は、ある程度大人が子供に分かりやすく話をするでしょう。また日本語を学びたての外国人と会話をするときも、相手に伝わりやすくするため、平易な言葉遣いを心がけるでしょう。逆に学者同士であれば、術語(学術用語)で話し合うことになります。

「アコモデーション理論~相手に合わせた言葉使い~」より

私たちが日常的に(無意識にも!)言葉を選んでいるのは、実はアコモデーション理論が作用していたのですね!

  • 赤ちゃんには赤ちゃん言葉
  • 専門家には専門用語
  • 一般の方には噛み砕いて
  • 偉い人には最上級の敬語

などなど、アコモデーション理論で説明出来るのです!

患者さんへの言葉遣いの変更はアコモデーション理論で説明がつく

患者さんに対して言葉遣いを変えるのは、患者さんが理解出来るような言葉を選択している時。ということになります。

となると…

  • 失語や認知症などによって言語的な理解が苦手な患者さんとの会話においては、分かりやすい言葉を選択することはOK!
  • 言語的な理解が出来るのに、丁寧な言葉遣いにしないのはNG!
  • 仲良くなって少しずつ言葉が砕けていくのは「?」、関係性による!

と、なりますね。

タメ口は許容されるアコモデーションなのか

そのように考えた時、タメ口ってオッケーなのでしょうか?

アコモデーションした結果「タメ口がベスト!」となれば、オッケーかもしれません。

が、そんな結果に至る事ってあり得ません。

素朴な概念として「タメ口はアコモデーションされた結果として許容されない」という圧倒的なものがあります。これは強烈に強い根拠になります。

データを収集してもよいのですが、絶対に圧倒的有意差で「タメ口あかん」という結果が出るはずです。

やっぱ、タメ口はあかんよ。

アコモデーション理論をどこで知ったのか

そうそう、ところでアコモデーション理論を知ったきっかけはこの本です。

この一冊!

好評を博したPT・OTのためのコミュニケーションテキストの改訂版。学内や医療現場におけるコミュニケーションの問題はスキル以前の人間性に関するものが多い現状を踏まえ,今改訂では感情管理をはじめ人間性教育の項目を加え,自己成長に必要な内容の充実を図るとともに,学生,若手PT・OTの心の教育にも役立つことを狙いとしている。対人援助者としての人間力と基本的臨床技能としてのコミュニケーション力を育成する。(アマゾン商品紹介より)

私のブログでもたびたび登場しているこの一冊です。

初めて理論を知った時には「うへええええ!」と目から鱗状態でした。

まさかこんなことを説明する理論があるなんて!と。

タメ口の療法士にどのような声かけをすれば良いのか

最後に、ぶっちぎりで人から嫌われる忠告の仕方をご紹介します。

絶対に使わない方が良い、真のキラーフレーズです。

「あ、アコモデーションした結果、タメ口を選択してるんだ!その考察を全部教えてもらっても良いかな?」 

です。やめましょう。

日頃の言葉遣いが適切にアコモデーション出来ているか考えながら、コミュニケーションをとってみてくださいね(*´ω`)
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