リハ栄養についてちゃんと考えれるようになりたい!と思っても、なんだかハードルが高いように感じてしまうものです。
- エネルギー計算式は難しそう…
- 必須アミノ酸ってなんだっけ…
- 脂肪は何カロリーになるっけ…
改めて勉強することがたくさんありすぎて、もう嫌になっちゃいます。筆者も嫌になってます笑。
そこでおすすめするのは、まずはBMIを把握するところから始めよう!です。この記事ではそんな理由について紹介していきます。
BMIとは
体重(kg)÷身長(m2)
BMIとは体重と身長から、体重の適正度を評価する方法です。
- 30kgだから痩せすぎ
- 50kgだから適正体重
- 90kgだから太りすぎ
と、人の体重の適正度は、体重のみで判断することは出来ません。
- BMIが16だから痩せすぎ
- BMIが22だから適正体重
- BMIが30だから太りすぎ
と、このように判断していきます。下記のように出すと分かりやすいですね。
- 180cmで50kgなら痩せすぎ:BMI15
- 150cmで50kgなら適正体重:BMI22
ちなみにBMIでは『適正体重:18.5~25』となっています、これだけは覚えておきましょう!
臨床でどう活かすか
まずは患者さんの身長と体重を把握しましょう。
カルテから把握するもよし、患者さん自身から聞くのもよいでしょう。
- 「身長と体重を教えてもらってもよいですか?」
- 「15ocmで、50kgです」
- 「え~っと(50÷1.5÷1.5…22だな!)、ちょうどいい体重ですね!」
これくらいの計算なら、ポケットにあるメモで十分計算出来るでしょう。
『適正体重:BMI18.5~25』を参考にしながら次のように考えていきましょう。
- 痩せすぎ:少し太るようにしよう!
- 適正:この体重を維持しよう!
- 太りすぎ:少し痩せるようにしよう!
まずはこれくらいに目標を考えていくようにしましょう。
ここから一番考えたいのは痩せすぎの場合です。痩せすぎていることのリハビリへの悪影響は次のようなものがあります。
- 筋トレ効果が出ない
- ADL向上が見込めない
- 嚥下能力が落ちる
- リハ意欲が下がる
- 運動機能の回復が見込めない
リハに関連するものだけでもこんなにあります。とにかく低栄養状態というのは良くない、良いところ一つもなしです。
そして痩せすぎの患者さんに激しいリハをしまくってしまうと、さらに痩せてしまう可能性が高いものです。なのでドクターと相談して食事エネルギーを上げたり、リハ時の運動量を減らしたりとコントロールするようにしましょう。
ちなみに人の一日の消費カロリーは様々な計算式がありますが、一番簡単な計算方法は『25~35×体重』で計算することが出来ます。看護記録を見ると食事での投与カロリーは簡単に分かりますので、併せて計算してみると「これはマイナスだ!」「これはプラスだ!」と少し予測出来ますね!
ちなみに
BMIが高くても、実は見かけ上体重が増えているために高くなっていることがあります。心不全で水分が体に貯留している場合や、腎機能や泌尿器の問題で排水出来ない時のことです。
病気によって影響がないかな~?と考え始めれるようになると、次のステップに進んでいるというものです。
まずはBMIを把握して、痩せすぎなら管理栄養士やドクターに相談してみましょう。
リハ栄養の第一歩はこんなところから始まると思います!