認知症ケアにおすすめ!「ユマニチュード入門」のレビュー!

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近年、認知症ケアの技術として話題の「ユマニチュード」と呼ばれるものをご存じでしょうか?これはフランスのイヴ・ジネスト氏というマリオのような姿をした男性が提唱した新しい認知症ケアの方法です。NHKなどのいくつかの番組でとりあげられ、一般の方でも知っているようなものです。「ユマニチュード入門」はその入門書として非常に分かりやすい一冊になっています。

ユマニチュードとは

魔法? 奇跡? いえ「技術」です。

 「この本には常識しか書かれていません。しかし、常識を徹底させると革命になります」

——認知症ケアの新しい技法として注目を集める「ユマニチュード」。

攻撃的になったり、徘徊するお年寄りを“こちらの世界”に戻す様子を指して「魔法のような」とも称されます。しかし、これは伝達可能な《技術》です。

「見る」「話す」「触れる」「立つ」という看護の基本中の基本をただ徹底させるだけですが、そこには精神論でもマニュアルでもないコツがあるのです。開発者と日本の臨床家たちが協力してつくり上げた決定版入門書!

(amazon商品内容より)

この説明の通り、ユマニチュードで用いられるテクニックは全てが普通の「ちょっとした気遣い」ばかりを丁寧に徹底的に技術としなのです。そんなある種の普通の技術が、認知症ケアとして恐るべき効果を出しているものです。

例えば「見る」。「目と目を合わせて話をする」…というのはセラピストにとっては当然のことですよね。でも、それを徹底して実践できている人はほとんどいません。そして認知症の方との目と目を合わせる行為は、誰もが思っている以上に行われていません。人は、目を合わせてくれない相手とは会話しようと思わないですし、そんな相手の介助を受けようと思いません。ユマニチュードではそんな事態をしっかりと受け止め、目を合わせるという普通の事を技術として徹底的に意識させ、行動させることで恐ろしいほど認知症ケアとしての効果を導きます。

また「触れる」では、認知症の方が触れられた瞬間にどのように感じるかを徹底的に考察しています。セラピストはつい「筋緊張がどのようになっているか」「効率の良い介助はどうすれば良いか」といったセラピストにとって都合の良い面に注意して触れている事が多いものです。ユマニチュードでは、どうすれば認知症の方にとって不快ではなく、自然な「触れる」を行えるかを考えています。そして、「見る」と同様に、誰でも出来るような技術としてやり方を教えてくれます。

本書の特徴

本書「ユマニチュード入門」では、このような当然で意識されていなかったケアの原則を思想や心の問題ではなく「技術」の問題として誰にでも分かりやすく、かつ実践出来るように描かれています。しかも文章ばかりで難解に読みにくいものではなく、イラストを多数交えてあたかも絵本を読んでいるような感覚で、本書を読み進めることが出来ます。

他のユマニチュードに関連する書籍やDVDと比べ、明らかに読みやすく、ユマニチュードを知らない方でも(医療や福祉に関わりが無い人でも)取り組みやすい一冊になっています。明日から「まずは○○をやってみよう!」とすぐに決めれるほど、決めれるような気持ちにもなれます。

認知症ケアについて取り組みたいけど、何を勉強していいか分からないという方には、まずこの一冊を読んでいただければ楽しく認知症ケアを学べると思います。

また、ユマニチュード関連の映像作品は下のDVDになります。が、どうも分かりにいですし技術について系統だって説明していません。このDVDを買うのならばユーチューブでユマニチュードを検索して、テレビで放送されたものを見る方が勉強になるでしょう!

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