今更聞けない…!FIMの基本をおさらいしよう!

スポンサーリンク

あなたはFIMの概念を正しく覚えていますか?まさか、毎日のように使っているFIMを正しく説明出来ない…なんてことはないでしょうか?学生時代に勉強したきり、すっかり臨床に出た今となっては忘れている…それは非常に恥ずかしい!この記事ではセラピストにとって必須知識であるFIMの概念について紹介します。今更聞けない…では、こっそりと、おさらいしましょう!

FIMの概念

FIM(Functional Independence Measure):機能的自立度評価法

FIMの特徴は次のようなものです。

  • しているADLの評価法
  • どんな疾患にも適応される
  • 対象年齢は7歳以上
  • 7歳未満はWeeFIMを用いる
  • 経験を積んだ臨床家であれば誰でも評価出来る
  • ADLの全ての内容を詳細にチェックするために用いるわけではない
  • 必要最小限の項目を把握するために用いる

採点項目

6つの大項目があり、その中の18小項目を評価します。

前半の13項目が「運動」、後半5項目が「認知」です。

項目は下表のようになっています。

大項目 小項目
セルフケア 食事・整容・清拭

更衣(上衣)・更衣(下衣)

排泄コントロール 排尿・排泄
移乗 ベッド、トイレ、浴槽
移動 歩行(車椅子)・階段
コミュニケーション 理解・表出
社会認識 社会的交流・問題解決・認知

採点基準

最高7点、最低1点によって評価します。

0点は無いことを間違えないようにしましょう!

簡易な点数表は次のようになります。

得点 レベル 採点基準
7 完全自立 安全に、通常時間内に
6 修正自立 補助具使用、時間がかかる、安全配慮が必要
5 監視・準備 口頭指示、助言、準備が必要
4 最小介助 自分で75%以上している
3 中等度介助 自分で50%以上している
2 最大介助 自分で25%以上している
1 全介助 自分で25%未満しかしない

おおきくはこの表で覚えておくべきですが、認知項目の5点は「10%以下の介助」と定義されており、その点だけが若干採点基準が異なります。分かりやすく図で示すと次のようなものになります。

重_1482500471

いずれにせよ、ポイントとしては次の1-3になります。

  1. 介助者が必要か、不必要か?
  2. 介助が必要でも,半分以上自分でしているのか否か?
  3. 運動項目の場合は5点は監視・助言!患者さんに触らない!

それぞれを得点別に見ると、次のようになります。

  • 運動項目
    最高 7×13=91
    最低 1×13=13
  • 認知項目
    最高 7×5=35
    最低 1×5=5
  • 総得点
    最高 7×18=126
    最低 1×18=18

注意点

その1

日常生活において運動・認知レベルにムラがある患者さんが存在します。体調の良い日悪い日・薬が効いている日効かない日・パーキンソン病・認知症などの日内変動や日差変動がある…これらによって変動する場合には、低い方の点数を採用するようにしてください。

その2

入院日や転院日などの時間が無い中でFIMを評価する場合には、実際に確認できない項目が出てきます。入浴評価はすぐには行えなかったりしますよね。そんな未確認の項目については、1点と評価するようにしましょう。

その3

実際には行っていない項目をどのように評価すれば良いのか、という問題に対しては「未実施」という評価の上、1点と評価するようにしましょう。整容や清拭が入院すぐでまだ行ってないけれど、評価しないと…という場合ですね。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。