FIM「清拭」の採点方法について

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この記事ではFIMの清拭について、採点方法とそのポイントをお伝えします。

清拭って入浴場面がほとんどだから、どうも日常的に評価しないものですよね。だからついつい頭から抜けがちなものです。この記事を読んで「あっ、そうだったな!」と思い出してみてください。

定義

FIMにおける清拭の定義とは【主に身体を洗う動作と乾かす動作】とされています。全ての部位を洗うのではなく、下記の10部位を洗って乾かせるかを評価します。

  1. 胸部
  2. 右上肢
  3. 左上肢
  4. 腹部
  5. 右大腿
  6. 左大腿
  7. 右下腿
  8. 左下腿
  9. 会陰部前面
  10. 臀部

注意すべきポイントとして、背中は入っていないのです!これは間違えやすいポイントなので、覚えておきましょう。下図のような感じですね。

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また、洗体は乾かす事よりも比重が大きいです。定義としては洗体と乾かすの2つですが、実際の評価は洗体を行う事が望ましいです。

ちなみに「頭は入ってないの?」と思うかもしれませんが、洗髪はFIMに含まれていませんので注意してください。

採点方法

7点

全ての体部位を洗い、乾かせる

これはそのままですね。自分で洗って乾かすことが出来ればOKです。

現実的には背中を洗うことも大切なので、FIMで7点でも背中をどうしているかはチェックした方が良いでしょう。

6点

自助具を使う、時間がかかる

洗体で使う自助具には下記のようなものがあります、使用の有無を評価してください。

5点

見守り・指示、準備が必要

見守りや指示はその通り、安全性の配慮から見守る・動作手順や洗い忘れを指示する場合です。実際に触れずに見たり声掛けをしている状況ですね。

準備とは下記のような状況が当てはまります。

  • タオルを手渡す
  • タオルに石鹸をつけておく
  • タオルを絞る

使っている道具や環境の事を考えて「準備しているな」と思えば、それで5点と採点されます。

4~1点

一連の動作の何割を行っているかで決定:参考はこちら

FIMの原則通り、75%以上=4点、50%以上=3点、25%以上=2点、25%以下=0点で採点しましょう。

整容の評価と同様に、まずは身体部位の「〇/10部位」自分で出来ているかを評価しましょう。

  • 3部位は自分で洗体している(3/10=30点):2点
  • 5部位は自分で洗体している(5/10=50点):3点
  • 8部位は自分で洗体している(8/10=80点):4点

といった具合です。

各部位がどれくらい洗えているかも加味してください。

  • 7部位洗えている+臀部右半分だけ洗えている(7+0.5/10=75点):4点

その他

その他①

清拭は入浴場面だけではありません。入浴許可が出ていなかったり、入浴日に至ってなかったりする場合で蒸しタオルで清拭している場合も評価対象です。

この場合も同様にタオルの準備が自分で必要か?何部位を自分で行っているかを評価しながら採点してください。

その他②

足先や手先などを洗っていない場合でも、特に介助を必要としない場合には減点しなくてかまいません。わざわざ手先まできれいに洗う人って少ないかもしれませんよね。

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