患者さんにイライラしてしまう療法士へ

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臨床の現場で、つい患者さんにイライラしてしまうことってないですか?筆者も2年目や3年目の頃はよくありました。「イライラしちゃダメだ!」と思っても、イライラしてしまう。これってよくないですよね。この記事では患者さんにイライラしないための工夫を紹介します。

イライラが良くない3つの理由

そもそもイライラは、やっぱり良くないです。

1.冷静さを失う

私たち療法士は、患者さんの機能・動作・生活などを分析して、一個一個を解決することが求められています。そこで冷静さを欠くと、まずまともに考えることが出来なくなってしまいます。

「なんで痛みがとれないんだ!」とやっきになって、ひたすらに同じ治療を進めるばかりか、「痛くても今は我慢してください!」と本当に必要なのか分からないことを強要してしまうことも少なくありません。

2.配慮出来ない

もちろん療法士は治せばいい、だけではありません。目の前にいる落ち込んでいる患者、混乱している患者をケアする役割もあります。優しい声掛けをしたり、元気づけたり、やる気を引き出したり…様々な配慮が必要になってきます。イライラしている人間には、そんなことは絶対に出来ませんよね。

3.成長しない

冷静に治療が行えず、配慮も出来ない…そんな状態で、目の前の患者さんから何かを学べるとは到底思えません。私たち療法士は本や講習会から学ぶことも大切ですが、それと同じくらい、目の前の患者さんから学ぶことがたくさんあります。つまり、患者にとっても、あなた自身にとっても、イライラしていることはメリットがないのです。

イライラをしない3つの方法

では、どうすればいいのか。今回は3つのバリエーションで考えてみようと思います。

1.期待しない

患者さんにイライラしている時って、患者さんに何か期待してしまっている事が多いものです。次のような感情が、上手くいかない現状とギャップを生み出し、あなたをイライラさせてしまいます。

もっと痛みが無くなって欲しい

ちゃんと曲がって欲しい

しっかり学習して欲しい

そこで、少し期待することを止めてみましょう。「今はこれくらいだな」と、ひとまず現状を受け入れてみましょう。少しだけそう思うことで気持ちが楽になるものです。

2.自分を整える

比較的多く見られる問題として、生活や職場での不満などを患者さんに表出してしまっている場合です。なぜなら、多くの場合患者さんと療法士には避けられない上下関係があり、立場的に弱い患者さんには、療法士は当たりやすいものなのです。一種の弱い者いじめ、一種のジャイアンです。

そこで、家庭が上手くいってない、収入がしんどい、仕事が多すぎる、同僚に腹が立つ…それらの因子を出来るだけ排除するようにしましょう。もちろん現実的には全てを排除することなんて出来ません。なので、せめて患者さんの前では出さないように心がけましょう。

3.プロフェッショナルを自覚する

そしてやっぱりこれに尽きます。あなたは国家資格もクリアした本物のプロ!のはずです。イライラを目の前の患者さんに出してしまうようでは、二流…いや、三流でしょう!どんなときであっても冷静になり、ケア出来るような状態に出来るようになるべきです。

これは圧倒的に「自覚出来るか否か」にかかっています。どんな時でも自分がプロフェッショナルであり続ける…簡単なようで難しいですが、心がけましょう。

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