臨床実習に不安がすごい学生さんに対して、実際どんな声かけをすればよいのか?

スポンサーリンク

療法士の臨床実習のことを考えると、いまだにざわざわします。

知り合いと(過去の)実習の話すると、何だかちょっと暗くなる笑。

でも、これから実習に向かう学生さんにはそんな風にはなってもらいたくない。

実習が楽しくて「思わず勉強しちゃう!」って、そんなのが良いですよね!

療法士の臨床実習って今でも怖いイメージがある

私が学生の時にはみんな実習をビビってたし、働きだして病院にやってきた学生さんも大体ビビってた。

それが、9年くらい経過して、徐々に改善しているような印象。

  • あ、ヤバいところあるらしい
  • 先輩でやられた人がいるらしい
  • (ほんまにあるんか?)

みたいに少しずつ他人ごとになってる。

ええこっちゃです。

 

それでも一定数はビビッてガチガチになっている学生さんがいます。

 

そんな学生さんって心が穏やかになるまでけっこう時間がかかりますよね?

指導者「普通にしてれば落ちることないから大丈夫!」

とか声をかけたもんなら

学生さん「あぁ、やっぱり落ちる可能性が…ざわざわ…」

とかなっちゃう。

 

で「なかなか本音を出してくれないよね…」と指導者が切なくなってしまいます。

怖いと思っている実習生には共感を伝える言葉が役に立つ

実習生が抱える怖さ・不安って本当に様々なものがあります。

  • なんとなく
  • 指導者との関係性
  • 病院という環境
  • レポート
  • 睡眠時間
  • 孤独
  • 患者さんへの評価介入

本当にたくさん。

 

それでも全部に対して思っている!わけではないです。

よくよく話してみると…

  • 環境は大丈夫だけどレポートが不安
  • 評価がちゃんと出来るか不安
  • 患者さんとのコミュニケーションで怒られないか心配
  • 指導者との関係性を築ける自信がない
  • 一人で朝起きれなかったらどうしよう
  • 何ってないんだけど本当になんとなく

なーんかが見えてくるものです。

 

で、ここからが大切。

 

怖さ・不安って、理解してもらえると安心します。

 

となると、指導者が出来ること…

  1. 実習生が抱える怖さ・不安の正体を把握する
  2. その正体が怖いよね!と一緒の気持ちになってみる
  3. それを言葉にして伝える

です。

これが実習生の安心に繋がります。

 

具体的には…

  • 実習初日に「はじまったね~やっぱ心配よね~」
  • 初めての患者さんで「緊張するよね~」
  • レポート書く時「レポート上手く書けるか不安よな~」
  • 会話するとき「指導者って怖いよな~」

実習生が抱くであろう気持ちをこちらが言ってみることが、安心に繋がります。

 

たまにこちらが心配しすぎて「いや、そうでもないですよ」とかさらっと言われる時もあります。

気持ちの評価ミスですが、なんか切ない笑。

今その瞬間に出来る実習生のサポートを行おう

実習生については本当に色んな人が色んなことを考えています。

「そうだなぁ!」と思うことがたくさんあって「未来は明るいなぁ!」と感じます。

吉田さんのブログ記事

参考記事:ここがおかしい?誰も言わないリハビリ実習スタイル7つの修正点! / 理学療法士のカラダブログ

吉田さんの記事を読んで「そうだ!」と思い、今回記事を書きました。マジでそうだよな~!と思うことが7つ述べられているので必見!

クリニカルクラークシップ

療法士の教育を考えている人たちも臨床実習をどんどん良いものにしよう!としています。

クリニカルクラークシップ(clinical clerkship)とは、従来の見学型臨床実習とは異なり、学生が医療チームの一員として実際の診療に参加し、より実践的な臨床能力を身に付ける臨床参加型実習のことである。クラーク(clerk)とは、書記、事務員を意味しており、学生が上級医の指導の下で「クラーク」として患者を受け持つことで実際の医療の基本を修得する。従って、クリニカルクラークシップでは、学生はstudent doctorとして診療に参加し、指導医の指導・監視の下で一定の範囲内での医行為を実践することが許容される。学生は、自らの主体性と責任感をもって学ぶことが求められている。島根大学医学部OSCE・CC委員会より

「へぇ~!」と思った方はネットで調べてみると参考になることがたくさんありますし、上記の本を読むともっと良いと思います。

実際に理学療法臨床実習ではクリニカルクラークシップを選択している病院もたくさんあります。私もそんな実習がしたかったな!

とはいえ、解決出来ない問題ってたくさんありますよね。

  • 実習地まですごく遠い
  • ひとり暮らしは初めて
  • 指導者とは絶対関わらないとダメ
  • 患者さんとも関わらないとダメ

いくら怖くても、不安でもやらなきゃしょうがないこともあります。

 

そんな時に「まぁ、乗り越えてもらわないとしょうがないよね!」と突き放すのはカッコ悪い。

でも、ちょっとした声かけは絶対にどんな指導者にも出来ること。

だからこそ、そんなちょっとした声かけを逃しちゃいけないぞ!と思うのです。

スポンサーリンク