私が「理学療法×コミュニケーション」を選択した理由

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理学療法士がコミュニケーションについて語るのって、少し怪しいような気がしませんか?

普通(?)の理学療法士だったら、脳卒中の治療が出来るようになるために「ボバースをマスターしよう!」や「認知運動療法の勉強してみよう!」とか、運動器が見れるようになるために「PNFを習いに行こう!」や「AKA使えるようになろう!」ってなると思うのです。手技って魅力的ですから。(今となれば、もっとコースとか行けばよかった…と後悔しています笑)

でも、私はそうならなかった。

理学療法士×コミュニケーション…という世界に足を突っ込んでしまったのです。

この記事ではそんな(少しどうでもいい…)私の、今日までのストーリーについて書いてみようと思います。完璧なる雑記です。

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一生懸命勉強していた新人療法士時代

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新人療法士時代というものは、自分からテーマを見つけて深めていくというのはなかなかに難しいものです。

私も先輩や上司の指導の下、様々な勉強に取り組んでいました。そこで熱心に指導してくれた内容が運動学習でした。

学生時代に運動学習ってあまり勉強しませんし、国家試験にもあんまり出てこないので「??」みたいな状況でした。

「結果の知識」とかじゃないの?みたいな

しかし臨床で、患者さんが良くなっていく仕組みに運動学習がとっても大切だと知るたびに「こりゃ勉強しなきゃ大変だぞ!」とガツガツと勉強していきました。

運動学習に関する書籍を読み進める中で、ちょろっと書いてあるもの…それが「動機づけ」でした。

大体、運動学習の初期段階において『動機付けがなされないと、運動学習されないぞ!』みたいなことが書いているのですが、全然深く書いていない。

んん~これは困った、また別の書籍を読んで勉強しなければ…と、動機づけを勉強していったのです。

ちなみに今でも大好きなのはこの一冊。しかも、安い。

ここで30%くらい。

「動機づけ理論」漬けの毎日

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動機付け…動機づけ理論…ということで、様々な動機づけ理論を学んでいきました

偶然にも上司が心理学もばっちりいける人だったので、無学な私が色々聞きまくっても何でも答えてくれました。今考えると、周りに知ってる人が一人もいないと、こんな分野を突き進んでいけないですよね。

その当時に読んだ書籍は下記になります。

自己調整学習の本は当時はさっぱりで、今もさっぱりですが笑。

知らない事を学んでいくということは非常におもしろいもので、臨床場面で動機づけ理論を考えながら進めることは非常に楽しかったです。

  • 「なるほど~この理論から考えると、今やる気が出ないのは納得だな~!」
  • 「この理論では説明が出来ないけど、こっちの理論からは説明が出来るな~!」

なんてことを考えながら、臨床を進めていました。でもね、患者さんの意欲の解説が出来るようになってきたのですが、促す事がなかなか出来ない日々が続いたのです。こりゃ困った。

ここで60%くらい

動機付け理論からコミュニケーションへ

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さてさて、動機づけ理論を学んでいくと「なるほど~人のやる気ってそんな風に成り立ってるんだな~」ということが分かってきたのですが「で、目の前の患者さんに何したらいいの!?」となった私は、やる気を促せるテクニックを探し始めました。

まず一番に出会ったのがコーチングだったのです。

コーチングの技術は当時の私には目から鱗で「うわ~そうやって人の気持ちに関わっていくんだ!」と、毎日意識しながら臨床を行っていました。

もちろん、理学療法士のコーチング…というとこの一冊ですよね。

そのころから外部の研修では理学療法士があまり受講しないような研修にいくつか足を運ぶようになりました。

  • コーチング
  • NLP
  • コミュニケーション

このあたりを勉強するなかで、一番しっくりきたのがコミュニケーションと看板を掲げているものでした(結局どれも、割と近いところを喋っているようにも思ったのですが)。

コミュニケーションを深めていこう

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コミュニケーションの勉強を進めていけば、患者さんの意欲を引き出せるようになれるんじゃないか!という妄想?から、私はどんどん勉強を進めていきました。

コミュニケーション研修にもいくつか行ったのですが、それ以上に出会った書籍には大変刺激を受け、結果的に人生を変えられました。下記の書籍はおすすめなので、是非とも読んでいただければと思います。

このころには対人コミュニケーションをガンガン勉強していたのです。

でもね、対人コミュニケーションを理学療法やリハビリ場面で検証しているものって少なくて「これはチャンスじゃね!?」と、コミュニケーションスキルを全部自分で検証して、学会発表してやろうともくろみ始めました。

このあたりからだいぶおかしくなってきます。

学術から出会いが始まっていく

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当時から、学会発表が年3回くらいになってきました。テーマが絞れてきたので、学会で近い領域を扱っている人と情報交換したり、その後交流させてもらったりして、少しずつ視野が広がってきました。

また、当時からフェイスブックは運用していたので、そこでも少しずーーつご縁が広がってきました。

このあたりで「よし、これを主軸に理学療法士として深めていこう!」と決心するようになります。ここでほとんど現在ですね。

偶然にも指導していただける方と出会えたり、同世代で近い領域を扱ってる人と出会えたり、私の主軸に興味持ってもらえる方と出会えたり…ここからはほとんどご縁で成長させてもらって、現在に至っているような感じです。

こうやって振り返っていくと、ぼやぼやーっとしながら、なんか今に至っているような感じですね。

今後どうなっていくのか

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今後の私は、上図のような感じなっていきます(いきません)。

このような経過で、コミュニケーションと距離を近づけていきました。そして勉強すればするほどに「療法士にとってコミュニケーションってすごい武器になる!」と、確信を持つようになってきました。

でもね、療法士とコミュニケーションって、交じり合いそうで合わないものなのです。みんな大切だと思うのに、わざわざ勉強しない。そりゃそうか、他の事勉強したいもんね。

なので私がコミュニケーションのことを勉強して、たくさんの療法士に伝えれる人間になれればいいかなーと今は考えています。もちろん知識だけではなく、技術も。だから今後はセミナー講師業や指導業も積極的にやっていかなければ!と感じています。

また、学術も並行してやらないとあかんのは強く感じています。コミュニケーションを正しく(?)発信していくためには、その必要性を誰もが納得できる形で発信しておかなければならないと思っているからです。それって学術だよね。

取り組むべき課題はたくさんありますが、頑張った先には人に役立つ!と感じています。だから、頑張っていこうと、今日もせっせかブログを書いています。

おわりに

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なんでこんな記事を書いたのかというと、職場での出来事にあります。

若手の療法士が「テーマも決まっていないのに、何か取り組みたい」と相談してきたことでした。テーマを決めるのが一番難しいので、私は自分がコミュニケーションというテーマに辿り着いたストーリーを話すと、少し興味を持って聴いてもらえました。

もしかして、この経験自体が人の役に立つんじゃね?と思って、書いてみました。

私が今回の経験から感じている事は「目の前の事を必死に取り組んでいれば、そのうちにテーマが見つかる!」(かもよ)ということです。逆にいうと「適当に目の前の事に取り組んでいては絶対に見つからない」と思っています。

そして今は「絶対に大切だ!」までたどり着けています。この記事を読んでいただいたあなたにも「これが大切だから、取り組むんだ!」を見つけてもらえればうれしいです。

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