セミナーレポート【2018年1月19日:在宅で本当に役立つ歩行能力の再建~回復期と在宅、2つの視点から~】

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PT-communications主催セミナーとして「在宅で本当に役立つ歩行能力の再建~回復期と在宅、2つの視点から~」を行いました。

  • 回復期:喜多一馬(私)
  • 在宅:金児大地先生

フィールドの違う二人が、それぞれの視点から歩行について語りました。

回復期における歩行の評価・介入

まずは私から…

「そんなことないだろ!」と思うかもしれませんが、下記のような事態には陥りたくないものです。

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こんな事態にならないよう、私は三つの要素を重視しています。

  1. 歩行能力の予後予測
  2. 環境
  3. 患者さんの気持ち

三つをすり合わせることで、本当に必要な歩行練習が行えます。

すり合わせが上手くいかないと、トラブルが生じます。

  • 伝い歩きレベルなのに伝える環境がない…
  • 車椅子レベルなのに導線がしんでいる…
  • 装具を履かない性格なのに裸足練習してない…

困って移動しにくい…だけならまだしも、引きこもり・介助量増大などにも繋がってしまいます。

 

なので…

  1. この患者さんは3ヶ月後に伝い歩きだ!
  2. 伝い歩き出来る環境は設定できる!
  3. 患者さんは伝い歩きでなら帰りたいと思っている!

このように全てをマッチさせることが大切です。

在宅における歩行の評価・介入

さて、金児さんからは在宅のリアルで熱い話をしていただきました。

理学療法士が介入できる時間って本当にわずかです。その中で効果的に患者さんの歩行能力を高めていくためには…

  • 自主練習指導
  • 環境調整
  • 情報共有

がキーになってきます。

療法士が関われる時間以外をプロデュースすることが大切です。

 

一方で、歩行能力の向上を目指すことが難しい患者さんもいます。

  • 歩く練習がしたい!
  • きれいに歩けるようになりたい!

という思いを受け止めながら、車椅子生活をプロデュースする。

このあたりのリアルな話を聞くことが出来ました。

質疑応答では、よりリアルな話を

最後は20分くらい質疑応答で、臨床でのリアルな話を。参加者の方々の実感こもった悩みは、何よりも深い勉強になります。

以下、挙がった疑問と私たちの回答を一部。

「患者さんを諦めさせるのも療法士の役目だ!」という指導を受けていた方がいて、この回答には驚かれていました。

私も金児さんも同じ価値観を持っていて、私たち療法士は諦めることを伝える立場ではないと考えています。

諦めないけど、一方では別のものを目指す。ということが現実的な落としどころかな、と思います。

金児さん曰く、

  • 転倒したことを想定した起き上がり
  • 本当に転倒した時の起き上がり

とは、同じ環境でも全然違う。と。

在宅では転倒に対応できないことが本当に問題になるようです。

在宅と病院は全然違う…違うからこそ近づけていく必要がある。

最近では外出訓練として、病院に居ながらでも在宅で理学療法を展開出来ます。私は積極的に行っていくべきと思っています。

上記ツイートの外出訓練のアイデアは学会発表もしたものです、是非ともやってみてください。

訪問リハセラピストとしてレベルアップするために

Business Mentor Day (2)

私・金児さん、そして静岡の杉浦さん。

この三人で、訪問リハセラピストがレベルアップするのに必要な知識を片っ端から学べるオンラインサロンを運営しています。

控えめに言ってもかなり良いオンラインサロンなので、是非ともチェックしてみてくださいね!

リハビリコネクトはこちら

杉浦さんのブログ:訪問リハWOLFねっと

次回のセミナーは…

2018年2月14日(水)初学者でも安心!「パワーポイントでプレゼンテーション」セミナー!

To Eshal (3)

かなり面白いセミナーになる予定です!

お楽しみに!

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