脳梗塞・脳出血後遺症の方が自宅で使えるリハビリグッズを紹介!

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脳梗塞・脳出血後遺症の症状を少しでも維持・改善させるためには、理学療法士が時間をとってその時だけ理学療法を行うだけでは不十分です。一日24時間ある内の何時間に理学療法士が関われるでしょう…足りないですよね?

なので、患者さんには出来るだけ自分でトレーニングする習慣をつけて欲しいものですが、これがなかなか難しい。悩ましい。

そこでこの記事では、脳卒中後遺症に対するセルフリハビリの手助けとなるリハビリグッズを紹介します。ちなみにアマゾンさんで売ってる商品を中心に紹介しています!

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上肢編

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握力を鍛えるアイテム

握力が低下する患者さんは少なくありません。実用的に指を使う…までいかなくても、せめて何か握って固定出来たりと補助的に使えるようになるためには、やはり握力の改善が必須となります。

リハビリ用に開発されている下記のような商品を使って、とにかくニギニギ力を入れるようにしてもらいましょう。もちろん、その患者さんが握るのにちょうどよい固さであれば100均で売っているようなゴムボールでかまいません。注意点は「良くなってきたらより固いものに変更すること」です。

エッグシェイプハンドは最近少し流行りの商品です。まず見た目がちょっとおしゃれでかっこいいですもんね。もちろん握力だけでなく、多彩な指の動きを鍛えれるようになっていますので、購入したら患者さんに適した運動方法を指導するようにしましょう。

lll(図:amazonより)

指の筋力を高めるアイテム

全体的な握りの練習だけでは、指一本一本の筋力が上がりにくい場合も少なくありません。そんな時には、より指を特異的にトレーニングする必要があります。下記のようなアイテムを使って、取り組んでもらいましょう。

ラッキーウエストのフィンガートレーナーは指の屈曲だけでなく、伸展方向のトレーニングにも使えるのがうれしいところです。伸展で自主トレって難しいんですよね。

伸展に限ったトレーニングならこれがおすすめ…ですが、ちょっと負荷がきついので、あくまでも一般の方向けの商品ですね。

指のストレッチを行うアイテム

指のストレッチは基本的には健側上肢で行う方法で指導することも多いですが、なかなか持続身長させるのが難しいものです。そのため取り付けるだけでストレッチ効果のあるアイテムを用いるのがおすすめです。

出来れば個人個人に適切なスプリントなどを作成して手渡した方がよいですよね。

体幹編

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基本アイテム

体幹トレーニングの多くは床での活動になります。ご家庭の床はどうしても運動するのには不向きなので、まずは環境を整えるところから始めてみましょう。

ヨガマットがおすすめです。高い値段のものをわざわざ買い必要はありませんが、厚みはしっかりとあるものを選びましょう。薄いと痛いのです…20mmの商品を使ったことはありませんが、良いのでしょうね…(;゚д゚)ゴクリ…

体幹筋力(バランス)を鍛えるアイテム

体幹トレーニングとなると、頭に思い浮かべるのは寝た状態で頭を持ち上げるべたな腹筋運動ですよね。あれね、なかなかに負荷が高い割には…という場合も少なくありません。バランスボールにのってゆらゆらなんてトレーニングから始めるのがおすすめです。

バランスを崩して転倒リスクが高いような場合には、ボールよりもクッションを椅子の上に乗せて使用するように指導しましょう。筆者は元気な高齢者でもバランスを崩して怖い場面を何度も見ているので、基本的にはバランスクッションを用いるようにお伝えするようにしています。

最近では電気刺激を用いた腹筋強化というものも流行っていますよね。筋が委縮することへの効果は非常に高いと思いますので、こんなものも利用するのも一つでしょう。筆者もこれでムキムキにならないかなぁ…

体幹柔軟性を高めるアイテム

体幹のストレッチにはストレッチポールを使うのが効果的です。

ポールの上で上向きで寝るだけで、背部が全体的に伸びていくのが良く分かります。

一般的に用いられるセラバンドを下図のように用いることもストレッチの1つですね。

下肢編

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下肢筋力を鍛えるアイテム

上肢体幹のアイテムは少ないですが、下肢は非常に自主トレがしやすくアイテムが豊富です。下肢は歩いてるだけでいいトレーニングですしね!

ステッパーは足踏みするように踏んでいるだけで筋力がつくのでお勧めです。バランス能力が十分あるのならば、導入してみましょう。意外と場所もとらないですしね。

また、自宅用のエルゴメーターもあります。これも意外と場所を取らないですし、椅子に座りながらだらだらと漕ぐだけでも効果があります。筋力だけでなく、下肢の協調性も高める事が出来るので良いですよね。一説では自転車と歩行にはかなり近い下肢筋活動があるとも言われていますしね。

もちろんセラバンドや重錘も有効です。巻いて持ち上げるのもよし、巻いたまま歩くのもよし、足だけじゃなくて手や体幹にだって使える便利ものです。持っておきましょう。

下肢の管理に役立つアイテム

脳卒中後遺症になるとどうしても歩行機会が低下してしまうので、下肢に浮腫が生じやすくなります。医学的にリスクがなければ、家庭用のメドマーを購入してもらうこともよいでしょう。脚全体を覆うものから、足部だけのものもあります。もともとはむくみに悩む女性用だと思いますが、使えますよね。

また、メドマーのような大掛かりなものでなくても、靴下(ストッキング)で対応することもできます。履くのが一人では難しいのが難点ですが、介助出来る人がいるならば勧めましょう。

セルフリハビリの知識を高める書籍

トレーニングを行うにあたって、やみくもにやれば良いわけではありません。出来ればちょっとでいいから効果的なトレーニング方法を知っておいて欲しいものです。理学療法士が指導するのも良いですが、それすらも患者さんが能動的に情報収集できるように促す事も大切です。

最近は分かりやすい本がたくさん出ているの、いくつか読んでみて、患者さんに勧めてみましょう。

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