信頼関係は構築するけど依存はさせないぞ!リハビリ職がすべき対策を真剣に考えてみた。

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ブログを書いているとたまーーーに相談などの連絡をいただきます。

今回、理学療法士のnさんから「こんな記事を書いて欲しい!」とのリクエストメッセージをいただきました。

nさんからのメッセージ

ブログのテーマとして書いて頂けたらと思う内容があります。

それは信頼関係と依存についてです。

患者さん、利用者さんと信頼関係を築く事は大切ですが時に依存に繋がる事もあると思うのです。その様な時にどう対応すべきなのか、そうならない様にどうすれば良いのかを考えています。

ふむふむ!

というわけで、今回は信頼関係と依存についての私見を書いてみます!

療法士が陥りがちな、信頼関係と依存あるある

一般的なそれぞれの定義は置いておいて、療法士が直感的に「うんうん」と感じるのってこんな感じじゃないでしょうか?

  • 「あなたがいないとリハビリ出来ないわ…!一生、担当していてね!」
  • 「他の療法士だと嫌なの!あなた以外に触られたくないわ!」
  • 「療法士はとにかくマッサージしておけばいいんだ!」
  • 「メニューは療法士さんにお任せします、何でもいいです!」
  • 「トレーニングはいいから、マッサージで痛みとれるから、はやく!」
  • 「(絶対に立てるのに)手を貸して~はやく~!」
  • 「(自走出来るのに)車椅子押して~頼むわ~!」

みたいな状況ではないでしょうか?

  • 「いやいや、それ自分で出来ますやん!」
  • 「ただ甘えてるだけですやん!」
  • 「療法士道具やと思ってますやん!」
  • 「全部療法士任せになってますやん!」

信頼関係を構築しようと頑張っていたはずなのに、いつの間にか患者さんが依存的になっている!って。あるあるですよね。

*依存と聞くと悪いものに思えますが、必ずしもそうではないのでご注意を。

患者さんを依存させないために、療法士が出来ること

1.依存させないためにしっかりと説明する

「療法士は患者さんが依存するものではありません!」とあらかじめ説明しましょう。

というのも、患者さんのイメージには…

  • 療法士はマッサージする人
  • 療法士は介護する人
  • 療法士は言いなりになってくれる人
  • 療法士は…

と、最初から依存すべき対象として考えていることが少なくありません。(そこまで確信を持っている場合は少ないですが、ぼんやりとこのようなイメージを持っている場合が少なくありません)

なので、しっかりと説明しましょう。

説明のポイント

  1. 療法士の役割
  2. 療法士との理想の関係性

この2点を理解していただけると、依存に向かっていくことはありません。

もし依存されるような関係性になってしまったとしても「最初の説明を覚えていますか?」と関係性を再構築しやすいものです。

2.依存させないという圧倒的な気持ちを持つ

案外と大切なのは療法士の気持ちです。

  • 絶対に依存させない!
  • 依存になりそうなら修正する!
  • 許さぬぞ、依存!
  • 圧倒的、自立!
  • 意味ある依存しか許さぬ!

という気持ちですね。

依存に向かってしまう時には、流されずに食い止める気持ちが必要です。依存されやすい療法士は、ここが弱い方が多いですね。

というか、もはや最終的にはここを強く持てるかどうかにかかっている気もします(; ・`д・´)

強い心をつくってください!

3.依存しない環境をつくる

よく言うことですが、環境って人の行動を決めるもんです。

  • みんな受動的→自分も受動的になる
  • みんな主体的→自分も主体的になる

案外そういうものなんですよね。

自立した患者さんが、どんどん周囲を取り囲んでいけばよいのです(*´ω`)

トイレの「いつもきれいに使っていただいてありがとうございます」はすごい!

似たような考え方に、トイレの張り紙がありますよね。

参考記事:「きれいに使って頂きありがとうございます」の恐るべき効果 

4.依存しないプログラムを立案する

病院の風景をイメージしてください…

  1. 車椅子でリハビリ室に来て
  2. すぐにベッドに寝て
  3. まずはホットパックでうたた寝して
  4. マッサージ…ストレッチ…ROMex…
  5. 申し訳程度の負荷量の筋力増強して
  6. 申し訳程度に歩いて
  7. さささっと病棟へ帰る

これで主体的に自立して頑張れるでしょうか?

無理!絶対、無理!

  1. ホットパックからしてください
  2. まずはほぐしてもらわないと
  3. 筋トレきついのは無理です
  4. 普段はたくさん歩いてないので

こうなります!絶対に依存します!

ということで「もしかして、おれのプログラムが依存させてるんじゃね?」と振り返ってみてください。

もちろんプログラムと同様にコミュニケーションも振り返ってみましょう!

がっつり依存してしまった患者さんにどう対応すれば良いのか

このような対策を立てても、やっぱり依存する患者さんはいるもの。

そこで私たち療法士は「なんとかこの依存を取り除かないと!」と必死になるものです。

で、実はこの「どうにかしないと精神」が邪魔になってきます。

というのも、形成されてしまった依存心は簡単には取り除くことが出来ません。徐々に、ゆっくり、少しずつ…依存から自立に変化させなければなりません。

*一気に変化する人には、私たちは悩みません( ゚Д゚)

なので「今はまーしょうがないよね」と気長に解決へと向かっていきましょう。

療法士は「患者さんに良くなって欲しい!良くしたい!」という思いが強すぎて、患者さんのペースに合わせることが出来なくなってしまう時があります。

「くそー!」と思う時ほど「まぁー今はしょうがないか」と冷静になってみると、案外気持ちが楽になって、ゆっくりと改善に向かっていくものです。

おわりに

というわけで回答してみました。

信頼関係について答えた気はしませんが、依存については答えた気がします。

このブログではご意見ご感想をお待ちしておりますので、お気軽にメッセージをください(*´ω`)

ブログ記事にてお返事させていただきます!

ではまた(*´ω`)

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